今日はノーベル化学賞の予想。
毎年言っているかもしれないけれど、ノーベル化学賞はとても範囲が広いから、予想がとても難しい。
これまでの受賞分野をまとめると、次のようになる。
2008年 緑色蛍光たんぱく質(GFP)
2009年 リボソームの構造と機能の研究
2010年 有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング
毎年言っているかもしれないけれど、ノーベル化学賞はとても範囲が広いから、予想がとても難しい。
これまでの受賞分野をまとめると、次のようになる。
2008年 緑色蛍光たんぱく質(GFP)
2009年 リボソームの構造と機能の研究
2010年 有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング
2011年 準結晶の発見
2012年 Gタンパク質共役受容体の研究
2013年 複雑な化学系のためのマルチスケールモデルの開発
2014年 超高解像度蛍光顕微鏡の開発
2015年 DNA修復のしくみの研究
2016年 分子マシンの設計と合成
2017年 クライオ電子顕微鏡の開発
眺めてみると、3年に一度くらいの割合で生化学的な業績に賞が与えられている。
今年は3年に一度の周期に入っているので、生理学・医学賞での予想でも名前を挙げたチャールズ・デビッド・アリス博士、マイケル・グルンスタイン博士に贈られる可能性もある。
2人の業績は、ヒストンの化学修飾によってDNAの使われ方が変わることを発見し、エピジェネティクスという分野を切り開いた。
また、痛みや熱感覚の分子基盤の発見で、2014年にトムソン・ロイター引用栄誉賞を、2017年にガードナー国際賞を受賞したデヴィッド・ジュリアス博士というのもおもしろと思う。
それから、無機化学分野での受賞が長らくないので、無機化学分野で選ばれるとしたら、鉄系超伝導体の細野秀雄博士、金ナノ粒子の触媒効果を発見した春田正毅博士あたりが候補となるのではないかと思う。
有機化学合成関連も最近、あまりない。
この分野から選ばれるとしたら、今年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞したジェイコブセン・エポキシ化の開発をしたエリック・ジャコブセン博士もいいのではと思う。
こんな感じでどうかな。
2012年 Gタンパク質共役受容体の研究
2013年 複雑な化学系のためのマルチスケールモデルの開発
2014年 超高解像度蛍光顕微鏡の開発
2015年 DNA修復のしくみの研究
2016年 分子マシンの設計と合成
2017年 クライオ電子顕微鏡の開発
眺めてみると、3年に一度くらいの割合で生化学的な業績に賞が与えられている。
今年は3年に一度の周期に入っているので、生理学・医学賞での予想でも名前を挙げたチャールズ・デビッド・アリス博士、マイケル・グルンスタイン博士に贈られる可能性もある。
2人の業績は、ヒストンの化学修飾によってDNAの使われ方が変わることを発見し、エピジェネティクスという分野を切り開いた。
また、痛みや熱感覚の分子基盤の発見で、2014年にトムソン・ロイター引用栄誉賞を、2017年にガードナー国際賞を受賞したデヴィッド・ジュリアス博士というのもおもしろと思う。
それから、無機化学分野での受賞が長らくないので、無機化学分野で選ばれるとしたら、鉄系超伝導体の細野秀雄博士、金ナノ粒子の触媒効果を発見した春田正毅博士あたりが候補となるのではないかと思う。
有機化学合成関連も最近、あまりない。
この分野から選ばれるとしたら、今年のクラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞したジェイコブセン・エポキシ化の開発をしたエリック・ジャコブセン博士もいいのではと思う。
こんな感じでどうかな。
他にも、いろいろと候補になりそうな人は出てくるが、きりがないのでこのあたりにしておこう。