さて、前回、イプシロンロケットの打ち上げを取材するために、鹿児島県の内之浦までやって来た話をした。

今回は、なぜ、今回のイプシロンの打ち上げを取材しようと思ったのかという話をする。
今回、打ち上げられるのは、革新的衛星技術実証1号機。

革新的衛星技術実証1号機といっても、1機の人工衛星のことを指しているのではない。
今回は、小型実証衛星1号機(RAPIS-1)と3機の超小型衛星、 3機のキューブサットの計7機の人工衛星が一度に軌道へ投入される。
革新的衛星技術実証1号機は、7機の人工衛星すべてを指している。
その中の1機が、人工流れ星をつくるための人工衛星ALE-1だ。

人工流れ星づくりを目指すALEと社長の岡島礼奈さんについては、何度か取材させて頂き、記事を書いたことがある。
最近のもでは、前月発行された子供の科学1月号。
この号では4ページの記事を書かせてもらった。

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 これまで何度か取材させてもらったALEの人工衛星がいよいよイプシロンで打ち上げられるという話を聞き、今回は現地で見守りたくなったのだ。
もちろん、イプシロンの打ち上げを見るのも初めてなので、それも楽しみなのだけれど。

今回の話題はいくつかの媒体で記事にする予定ではあるが、取材費は持ち出しになるだろう。
でも、現地に行ってその雰囲気を知るというのは、大切なことでもある。
興味があってもすべてのイベントには行けないが、これはと思ったものはなるべく、現場に行きたいと思っている。

打ち上げはいよいよ明日に迫った。
すべての衛星が予定の軌道に投入され、打ち上げが成功することを祈っている。