昨年、知り合いのカメラマンからおもしろい本を紹介してもらった。

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一見しただけでは何の本だかよくわからないが、すごくおしゃれな装丁で興味が引かれる。
タイトルに「THE WORLD BARBER TOUR」とある。
開けてみると、世界の理容室を巡る旅をまとめた本だった。

考えてみれば、髪を切るのは万国共通のことだろう。
国や地域、個性によって髪型などには違いが出てくるが、人間、髪が伸びれば切るものだ。
そして、世界中に髪を切ることを商売にしている人たちがいる。
その人達を取材して、その姿を写真に納めている。
写真は基本的に、理容室の店内や、散髪風景しかないのだが、眺めているだけで世界中を旅行したような気分になるから不思議だ。

僕は以前、インドを旅したことがあって、そのときインドの床屋さんで髪を切ってもらったことがある。
海外で髪を切ってもらうというのは勇気のいる行為だが、思い切って飛びこんでみると、現地の人たちとより仲よくなれた気がした。
本をめくっていて、そういう気分を思い出した。

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理容室は世界中にあるが、だからこそ、理容室を通して世界を見てみると、それぞれの国の違いや人柄をより感じることができるのだろう。
それだけでなく、世界の散髪料金の相場や理髪に関する様々な知識が詰めこまれていて、とてもおもしろい一冊だった。

THE WORLD BARBER TOUR
竹内 康起
KAMISORICLUB
2015